
FIVE ELEMENTS YOGA®︎創始者
山本俊朗です。
今回は“自立したヨガ指導者”をテーマに文書を綴りました。
ヨガ指導を始めて15年程経ち、全国でWS、TTCを開催させて頂きながら、多くの方とヨガ指導について共有してきました。
増え続けるヨガインストラクターの中で輝きを放ち安定した指導者として確立する為に皆さんは多くの学びと実践を積み重ねます。
多くの講座やティーチャーズトレーニングが存在する中でどこに重きを置いて選択するかはとても重要です。
トレーニングを実施する先生の憧れや人間性の良さはもちろん大切ですが、実際に伝えようとするヨガ自体に明確な理論があることや、誰が受講してもある一定の基準が定められており、そのメソッドを確りと指導できること、また確実なメソッドの定義があることが必要だと感じています。
人(先生)だけで選ぶのではなくメソッドの内容に共感出来ているのか?またそのメソッドは自分が探求し続け、伝えたいものなのか?
そこに決意があるのか?
時間やお金のエネルギーが多大になるからこそ、本質的な部分に目を向けることが重要だと考えます。
また現在インストラクターとして日々ヨガを伝える方を見ていると、バランスの取れたインプットとアウトプットを上手く行っている方もいれば、アウトプットが過剰になり自分や家族との時間を犠牲にしている方もいますし、インプットしていることに満足している方もいます。
指導者とはヨガを学び続ける1人の生徒であり続けることと同時に、課題を持ち続けアウトプットすることや自分のスタイルを構築し、時に自身のティーチングに対して本気で向き合うことが大切です。
私が実施しているティーチャーズトレーニングは知識のインプットと指導実践練習からなるアウトプットのバランスを考慮し3つのレベルを用いてプログラムを構成しています。

レベル1を修了しレベル2.3までの期間を最低1〜2ヵ月空け、ゆとりを持って課題に取り組みながら、インプット→消化→アウトプットを実践し、その作業をクリアすることではじめてインプットが完了するというバッファ思想を採用し、
ヨガ指導者として課題を持ち続けながら、個性を発揮する指導者を目指すプログラムを提供しています。
そしてトレーニング当日がスタートではなく、予約申込みをした時点からトレーニングはスタートします。
課題図書の準備から開催に向けてやるべき課題に取り組んで頂き、スタートの時点で受講生の知識を一定の基準に定めることからスムーズなカリキュラムの進行を目指します。
今回は私が実施しているFive Elements Yoga®︎TTCの修了生がトレーニングを振り返り内側から溢れ出す感想を届けて下さったのでこちらでシェアさせて頂きます。
Philosophy of Five Elements Yoga®︎ティーチャーズトレーニングコース108hourのご受講をお考えの方は是非ご一読ください。
“ヨガ指導者としての輝き”
は貴方の指導スキルだけでなく人間的、精神的成長を更に引き上げることでしょう。

《Philosophy of Five Elements Yoga®︎ティーチャーズトレーニングコース修了生の感想》
〈Aさん〉
トシ先生
108時間の学びを終えて1週間が経ちました。
108時間のトレーニングから学んだこと。
Kulaから学んだこと。
そしてトシ先生から学んだこと。
この1週間改めて色々なことを感じています。
「変われたら良いなぁ・・・」そんなぼんやりとした希望を持って臨んだトレーニングでしたが、やはりそんな生優しいものではなく。想像していた以上に葛藤に苦しみました。
それでも、こうしてその学びを終えた今、自分に必要だった物や事が見つかり、それを保持していくスキルも身につける事が出来たように思います。ヨガのティーチングやプラクティスだけでなく、自分の生活態度や物事のとらえ方にも、今まで自分自身の中にありながらも眠っていたエレメンツが引き出され、正直自分でも驚くほど自身の変化を感じています。
しっかりと意志を持つこと。
そして自らアクションを起こすことの大切さ。その姿勢を常に示してくださるトシ先生。
このトレーニングを受講して、心から喜びと感謝を感じています。
またここから始まります。これからも、日々自分の中のエレメンツを感じ、自然界のそれと調和を取りながらFEY TT修了生として誇りを持ち、毎日を楽しみながら生活していきます。
トシ先生、この度は大変お世話になり、ありがとうございました。いつまでも、わたしの先生です。
〈Yさん〉
108時間ありがとうございます。
このTTCでの成長について。
1.指導力に於いての変化
・生徒さんの呼吸を深められるようになった。(評価点で確認)
・アーサナにおいて、正しいアライメントが明確になり、身体への効果を深めるティーチングができるようになった。
・アジャストすべきポイントが明確になった。
・意図をもってティーチングするようになった。
・余分な言葉を省き、必要な時に必要な声かけをするティーチングを心がけるようになった。
・自分が苦手としていたアーサナができるようになったことで、自分が体感したことを生徒さんに伝えることが可能になり、シークエンスの幅を広げることができた。
2.FEY®︎のアプローチなどTTCの感想
・各レベルのトレーニングに3ヶ月の間があることが、とても効果的なアプローチだと思います。その期間に復習、実践を重ねることで、上滑りの知識にならず、しっかりと自分に落とし込むことができました。これが少しずつ自分の身になり、自信に繋がっていきました。
・各トレーニング毎に課題があることで、それに向かって努力すること、プラクティスを継続することが習慣化されました。
・シンプルでありながら、分かりやすく、アーサナの効果を最大限に引き出すような声かけを教わることができました。
・ティーチングを徹底的に練習すること、またお互いにフィードバックし合うことで、各自の課題が明確になり、実践的なプログラムだと思いました。
・五体元素に基づく声かけが理論立てて組み立てられているので、曖昧な点がなく、理解しやすいティーチングだと思います。
・課題が少し高めに設定されていることで、ティーチングやアーサナの底上げができると感じました。
・デモンストレーションを教わることは他のトレーニングでは見ることがないので、指導力アップにとても効果的だと思いました。
〈Mさん〉
・指導者としての成長について
TTCを受けるまで、レッスンを受ける側としてヨガに携わってきました。今もレッスンを持っているわけではなく、基本的に私にとっての「ヨガ」は、自分自身に向き合い、心身を整えていくためのツールの一つですが、一方で、過去に学んだ中医学の知識と合わせて、自分の周りの人たちの心身の健康に役に立つ、より具体的なアドバイスができることになったと感じています。
・FEYのアプローチ
FEY(TTC)のアプローチの特徴は、各種の課題に対し、より実践しやすい学びがあることだと考えています。
例えば、身体に歪みや痛みを抱えている人にとっては解剖学を踏まえたセラピー要素が必要だし、ストレスを抱えている人には身体と思考を使った対処法を学ぶことが必要だし、上級アーサナにチャレンジしたい人にとっては、効率的なアプローチの学びや安全面へのきめ細かい配慮が必要だと思いますが、
TTCを通じて、それらを、口頭のインストラクションとアジャストの両方を使って、体と頭に覚えこませていくことを学ばせていただいたと思っています。
〈Mさん〉
指導力に於いての変化
一言で言うとゴールが見えた、と言う事です。
今回の自分の成果には、満足していませんが、進むべき道とやり方を教えて頂けたので、
あとはやるだけ。ごちゃごちゃ言わずにやるだけ。そこがはっきりとしました。
まだまだ足りない事があるので、日々積み重ねていきたいと思います。
そして、自分自身の変化については、インストラクション時に発する言葉の責任を
感じるようになりました。
生徒さんを本当の意味で見る事、その重要性を更に感じ、そこを実践していきたいと思い、
着手しています。
FEYの系統だった解釈と実践は、本当によく出来ていると改めて感じました。
五大元素が共通言語でありバイブルになる。
かなり男性的な考え方で、そして洗練されている。私にはしっくりくるし大好きだなぁと改めて思います。
まだまだ理解が足りないと思うので、日々復習と実践で深め、私生活に落とし込んでいきます。
Kulaの考え方である 自立し、繊細であり、高めあう。
人格的にもKulaに認められる成長が必要不可欠であり、それが満たされ技術が伴ったときに
初めて正式指導者になれるのかとも思います。
今回会った認定者の方も、品格品位が素晴らしいと思いました。
そんな指導者になるべく、認定試験は是非、チャレンジしたいと思っています。
以上、これからもご指導ご鞭撻、よろしくお願いします。
Five Elements Yoga®︎TTC/ハタヨガ指導者要素コースの詳細をご覧下さい。
https://www.5elementskula.com/training-1
